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アメリカでの「親不知」4本同時抜歯(回想編)
2010-04-13 Tue 18:35
私は日本にいる時、ストレスや疲れが溜まると親不知が腫れ、その度に抗生物質を飲んでなんとかごまかしてきていました。日本では主治医に「希望があればいつでも抜くよ」というスタンスで言われていたので、結局踏ん切りがつかずとうとう4本ともそのまま残しての渡米となってしまいました。

渡米後2カ月ほどで1回右下の親不知が腫れたのですが、この時はなんとか乗り切ることができました。ところが8月になり今度は左下の親不知が腫れ、今度は一向に良くならず2週間ほど痛みに苦しみました。これはいよいよアメリカで歯医者に行くしかない!と覚悟を決め、アメリカでの親不知抜歯についてインターネットで検索をしてみます。

情報によると「全身麻酔」「4本同時抜歯」「15万円かかった」などなど、日本での親不知抜歯とは雰囲気がだいぶ違う様子。。。しかも私の乏しい英語力でこんな一大事を乗り切ることができるだろうか。。。

研究室のボスに相談すると、ボスの大学時代の友人という歯科医を紹介され受診する事になりました。その先生はとても丁寧ないい先生でしたし、ボスの友人ならまず大丈夫だろうと少し安心していたのですが、アメリカでは一般歯科と口腔外科が日本以上にはっきり分離しており、結局手術に関しては他の口腔外科に紹介という事に。。。

勇気を出して紹介された医師を訪ねるとなんと「君の保険じゃうちにはかかれないよ...」との事!アメリカでは保険会社によって受診できるクリニックが決まっているのは分かっていましたが、当然紹介する時にそれは調べてくれているだろうと甘く考えていたのが間違いでした!

結局、最終的に紹介された別のクリニックを訪ねます。不安を抱きつつ先生を待つと「How are you doing!?」とテンションの高い先生が登場、いつも通り「Good!」と答えると、「俺にもgoodにしか見えないよ!兄ちゃん、じゃあ何でこんな所来たの!?」と言われてしまいます。うーむ、これはアメリカンジョークなのか。。。?

インフォームドコンセント先進国のアメリカ、さぞかし丁寧な手術の説明があるのかと思いきや、10分ほどのビデオを見た後、2枚ほどの副作用等の説明をさらっと読まされ「じゃあここにサインして金曜日に来てくれる?」これだけでした!先生と話したのも最初のアメリカンジョークの時にちょっと口の中を見られただけ!ますます不安が募ります。。。

そして手術当日、全く待つ事もなく手術室に通されます。そして椅子に座るや否や速攻で点滴を入れられました。すごい手際の良さですが、あまりの説明のなさにさすがに焦ります。

私「先生、ミダゾラム(薬の名前)で眠らせて頂けるんですか?」
先生「いや一緒にフェンタニル(違う薬の名前)も使うぜ!?兄ちゃん勉強してきたのかい!?」
私「いえ、私は日本の癌専門の医者でフェンタニルは癌性疼痛にも使うんでよく知ってます」
先生「おおっ兄ちゃん医者だったのかい!?」
私「(突如目の前がぼーっとなる)zzz。。。」


記憶はここまででした。点滴が入ってからたったこれだけの会話で眠りに落ちてしまいました。私自身もよく使用するこれらの薬の効果を自分自身で体験するという貴重な経験でした。また医者からの説明が少ない時の患者様の不安がいかに大きいかという事も実体験でき、とても勉強になりました。

妻の話によると、医院の裏口から先生に抱えられ口にガーゼを咥えた私がフラフラと出てきたのは、手術室に入ってからわずか15分後くらいだったようです。妻はあまりの早業にその日に4本全部抜いたとは思わなかったほどです。

私は先生の説明を「イエス、イエ~ス...」と聞いていたとの事ですが全く覚えていません。私の記憶が断片的にはっきりしだしたのは、妻の車が自宅も近づいたベアーズ通りを走っている時です。

麻酔と鎮痛剤のおかげで手術中はもちろん、手術後もほとんど痛みは抑えられていたと思います。もちろん全くゼロという訳ではありませんが、少なくとも手術前に親不知が腫れて苦しんでいた時の痛みに比べると全然マシでした。鎮痛剤が効いている時はほとんど痛みが気にならない時もありました。

むしろ、最初のうちは何かを食べる度に4つの抜歯後の穴に食べ物がつまり大変気持ちが悪かったのですが、これも3-4週間で全く気にならなくなりました。鎮痛剤を重ねて飲んだ時に医療用麻薬成分特有の副作用である吐き気を感じましたが、これも鎮痛薬の飲み方や吐き気止めを調節する事で感じなくなりました。

癌患者様にもよく処方させて頂く医療用麻薬成分の入った鎮痛剤を自分でも飲み、効果や副作用を体験できた事も、抗癌剤と同時に緩和医療も専門とする私にとっては大きな経験でした。

手術費用も保険や麻酔の種類などにもよるのかもしれませんが、私の場合は日本円で4万円(前医の一般歯科や処方代は除く)ほどと、インターネット上のいくつかの情報よりもだいぶ安く済みました。

あくまで私の場合ですが、痛みもほとんど感じず一気に4本の抜歯が終わったので、アメリカで親不知を抜歯して本当によかったと思っています。

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H1N1新型インフルエンザワクチン
2009-11-23 Mon 20:00
今日は子供の予防接種の日でした。職場の日本人の方から紹介して頂いたこのクリニックに行くのは今日で3回目です。先生はインド系のとってもよい先生で、同じアジア系という事で安心感があります。いざという時はクリニックが閉まっている時間帯でも関連のウォークインクリニックを受診できます。

アメリカでは保険の会社や種類によって受診できるクリニックや負担額などが変わってくるので、受診前に保険会社のホームページで確認が必要です(たいてい郵便番号と専門領域などから近くで利用できるクリニックが検索可能)。また、ほとんどのクリニックではホームページから予約や必要書類のダウンロードできるので、電話での英語に自信がなくても大丈夫です。

今は認知度が高くなってきたとはいえ、蒙古班を虐待と勘違いされてトラブルになったケースもあるとの事なので、できればアジア系の先生を選ぶ方が無難かもしれません。

私達は娘が1歳直前でアメリカへ来たのですが、日本での娘の主治医が予防接種に熱心な先生だったこともあり、渡米を見越してHibワクチンやB型肝炎ワクチンなど、日本では必須ではないけれどアメリカでは必須のものもスケジュールを組んで接種させてくれていたので安心でした。

私は職業柄、日本の母子手帳を見せながら、自分でなんとか娘の接種歴を先生に説明できたのですが、やはり英語で専門的な内容を伝えるのは難しいので、日本の主治医に英語の紹介状を書いて頂くほうが無難かもしれません。

アメリカの予防接種は熱さましを飲ませた上で一度に3~4本行われます。最初の受診時は左の太ももに2本、右の太ももに2本を接種されました。看護師さんが口にくわえた注射器を次々と抜き、娘の太ももに刺していく様子はまるでハンターのようでした。。。

今日は通常の予防接種の予定だったのですが、「インフルエンザと新型インフルエンザを受けさせたい」と頼んだところ、「じゃあ今日しましょう」との事。アメリカでは接種率があまり高くないからか、予約もなしで簡単に接種できました。もちろん右の太ももに「普通のインフルエンザ」、左の太ももに「H1N1新型インフルエンザ」です。それぞれ1ヵ月後にブースター接種を受けた後、通常の予防接種のスケジュールに戻るとのことでした。今日は鉄の検査のための採血もあり、たくさん針を刺されてちょっとかわいそうでした。それでも初回の4本接種よりはましかも。。。

そして職場に戻ると「職員は今日H1N1ワクチンが無料で接種できる」との情報が!あわてて会場へと駆けつけ無事私もH1N1ワクチンを接種できました。アメリカの予防接種は細い針を使っているのかほとんど痛くなく、針金が引っかかったような感じしかしません。しかし思ってもみなかった親子同時接種となりました。。。

写真はH1N1新型インフルエンザワクチンのパンフレットです。どの予防接種でもこのようなパンフレットを貰えるのですが、実は日本語翻訳版もあるのでクリニックによっては頼めば印刷してくれますよ。↓
H1N1.jpg

一つお詫びですが、どうやらディズニーの画像は著作権上問題になる場合もあるようなので、以前の記事からディズニー園内の写真は削除して代わりに文章を少し付け加えています。
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