米国フロリダ州タンパ発のブログです!
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インタビュー回想編 2
2009-11-13 Fri 01:12
ワシントンからタンパへ移動した翌日は地元の日本人の方にタンパ周辺を案内してもらいました。
その時の写真がこれ↓2009-1.jpg
1月とは思えない日差しにとても感動しました。

その夜、ホテルのトイレが詰まって床が水浸しになるというトラブルはありましたが、翌日いざ面接へ向かいます。1つ目の面接先のボスが「え~っと君の履歴書はどこだっけ?」という感じだったのと対照的に、こちらのボスは私の論文を全てプリントアウトまでしてしっかり読んで頂いており、内容を細かく聞かれる厳しい面接ではありましたが、とても嬉しかったのでした。

私の現在の仕事やプランについても有意義なディスカッションができ、「私達のこういう技術と合わせればきっとよい仕事ができる。」と言って頂けました。また施設や設備も最新で、自分が使える実験スペースも広く魅力的でした。このラボが1つ目の面接先よりも自分の専門分野でよりよい論文を出していた事や、より自分の興味に近い研究をしていた事などもあり、気持ちはこのラボでほぼ固まっていました。

そして肝心の給料については。。。
ボス「君はグラントは日本で取ってこれる?」
私「厳しいです。グラントがないと無理ですか?」
ボス「基本的には私は全てのラボのメンバーに自分で給料を支払っている。大丈夫だよ。」

おおーっ!
そして面接の後は人事部で実際の給料についてと今後の交渉方法についてを確認しました。その日はぐっすり眠れた事は言うまでもありません。

そして翌日、私はハーバード大学に留学中の先輩に会うためボストンはロングウッド駅にいました。大雪です。。。タンパはプールで人が泳いでいたというのに。。。アメリカ広っっ!!boston1.jpg
先輩とボストンの夜景を見ながら食事をしている間にも雪は降り積もります(写真中央はレッドソックスの球場です↓)。ここでは食事のメニューの中に「マッスル何とか」みたいのがあったので「これ肉っぽいっすね!」と注文したのですが、なぜかボール一杯の焼きはまぐり(?)みたいなのが出てくるというハプニングがありました。。。「マッスル何とか」って一体なんやったんやろ??boston2.jpg
雪はどんどん降り積もり、次の朝空港へ行くと帰国予定の便がキャンセルになっとるやんけ!!boston4.jpg
なんとか唯一飛ぶ事になったワシントン便に乗れる事になったのですが、消防車みたいな車が着氷を防ぐ黄色や緑の液体を延々と機体にかけまくっています。機内に乗り込んでからも更に放水が続きます。静まり返った機内に響く轟音、窓に滴る黄色や緑の液体。。。本当に大丈夫か?boston3.jpg
30~40分ほど放水が続いた後、吹雪のなかをかなり重たい感じで飛び立たったのですが、なんとか無事にワシントン到着。そして成田行きの機中の人となったのでした。最後の最後まで波乱の面接旅行でした。。。

この旅で、面接先も含めて米国の3つのラボを見学できたのですが、施設や町の雰囲気、ボスやラボの仲間の人柄、実験環境などイメージしていたのと違う部分も多く、インタビューの重要性を感じました。

教訓;こんなはずじゃなかった!とならないように、実際にいくつかのラボを見学し面接を受けるべし。

帰国したら学位の公聴会やらビザの申請やら大変そうやな~、ほんまに4月から留学行けるやろか?と当時は更なる不安もあったのですが、何はともあれ1月初めにやっと現在の留学先へ行く事が決定したのでした。
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インタビュー回想編 1
2009-11-01 Sun 13:27
「留学先の探し方」で書いたように、今年1月、プレゼン用のスライドも未完成のまま面接のため渡米する事になりました。初めて一人での海外という私は、いきなり成田で迷ってしまい航空会社から呼び出し放送をくらいます。

なんとか時間ぎりぎりに機内へ。しかし米国の航空会社だったので機内は予想以上にアメリカ人ばかり。。。機内放送も英語やし、いきなりのアウェイやんか。。。

しかも、ぎりぎりの搭乗だったため手荷物のスペースがない。。。「うわ~英語でなんて言うたらいいんやろう。やっぱANAにすればよかったわ~。」とか思いながらオドオドいるうちに、察した数名のアメリカ人がスペースを見つけてくれました。そして周囲からは拍手が。。。「おおっ、これがアメリカなのか!(まだ日本やけど)」ともあれ、これでちょっと緊張の糸がほぐれたのでした。

しかし機内では「オレンジジュース」「コーヒー」の発音も通じず、「コーク」の発音が一番通じやすいと何かで読んだのを思い出して「コーク」ばかり飲んでいたら胃がもたれました。最初は「アイス オア ノーアイス?」の意味も分からず、「アイスクリームくれるんか?」とか思っていました。こんなレベルで面接大丈夫か?

教訓1;海外や英語に慣れていないなら日本の航空会社にして余計な緊張を回避すべし。

そんなこんなでワシントン到着。1つ目の面接先NIHはワシントン近郊ながらメリーランド州ベセスダにあります。到着後に「何しにメリーランドへ?何をしている人?」と何か所かで空港係員に聞かれましたが、その都度「サイトシーイング!グラデュエートスチューデント!」とあまり関連性のなさそうな2つの単語を連呼しつつ切り抜け、タクシーではチップが少なすぎて恥をかきつつも何とかホテルに到着しました。極度の緊張のあまり夕食を食べに行く元気もなく、スライドの残りを作ります。

スライドの内容構成ですが、前半は大学院の学位論文と副論文をサマリー形式でまとめました。これらの仕事はどちらの面接先とも少しテーマが違ったので凝縮して簡単に済ませました。後半は当時投稿中だった論文の仕事を元に、現在どのように実験を発展させていて、それがどのように留学先での仕事につなげられるかという事を、年末に無理やりひねり出したデータも加えてアピールする構成にしました。時間配分は前半10分、後半15分くらいだったでしょうか。

英語ができない私はスライドを作る時、できるだけ各スライドのタイトルや中身に大事なキーワードや文章を入れ込み、頭が真っ白になってもスライド上のキーワードや文章をひろって行けば何とか最後まで辿りつけるように心がけました。アメリカ人にとってはややしつこいスライドになったかもしれませんが、逆に私の下手な英語でもスライドの文字を目で追ってさえくれればきちんと言いたい事が理解してもらえる、とよい方に考えました。

教訓2;英語の発表に慣れないうちは、自分のためにも聞き手のためにもキーワードや言いたい事をスライドのタイトルや中身に入れ込むべし。

翌日いざNIHへ向かうと、ゲートでシャトルを降りてのボディーチェックあり、構内は広くて迷うはで危うく遅刻しそうになりました。色んな人に建物の場所、エレベーターの場所などを聞きまくり、これまたぎりぎりでラボに辿り着きました。

教訓3;NIHへは時間の余裕を持って。

面接の形式は、ラボのメンバー達と1対1のフリートークをした後、そのうち1人とランチ、さらにボスとの面談の後、プレゼンテーションとディスカッションという形でした。フロリダのラボも同じ形態だったので、これがアメリカのラボのインタビューの基本的な形なのだと思います。

教訓4;面接はラボのメンバーとのフリートークとランチ、ボスとの面談、プレゼンおよびディスカッション。

ボスは非常に良い方で、応募すべきグラントなどの資料を用意してくれていましたが、やはり人数が多いラボだったので給料に関しては正直厳しいかなという印象でした。面接で一つ焦ったのは、履歴書を見ながらボスに「君の論文については後のプレゼンで聞けるだろうから、この共著の論文について教えて欲しい。」と言われた事です。何とか答えられましたが、履歴書に載せる以上は共著の論文についてもきっちり答えられないといけないと再認識しました。

教訓5;履歴書に載せた以上は共著の論文についても面接前におさらいを。

やはり給料が厳しそうな以上は本命の2か所目に賭けるしかないと思い、翌日少しだけワシントンを観光した後フロリダへ飛ぶ事にしました。ワシントンの観光は「地球の歩き方」を見て日本人のガイドさんにお願いしたので、一気に解放されたような気分になりました。市内はオバマ大統領就任直前だったので警備が厳しい様子でした。

空港のセキュリティーもとても厳しく物凄い行列でした。ところがあともう少しでゲートという所で大変な事に気付きます。航空券を取りだしてふと見ると「ジャクソンビル行き」と書いてます。「はっ?ジャクソンビルってどこやねん?」慌てて近くの警備員さんに事情を説明するも英語がうまく出てきません。たぶん「ニード タンパ!ノット ジャクソンビル!」みたいなグダグダな感じだったと思います。。。しかしどうにか身振り手振りで伝わって「あ~自動チェックインだと、時々違う行き先が出てくるんだよ~。」と言いながら正しいチケットを持ってきてくれました。ここでも周囲から拍手がおこります。う~む、ザッツ アメリカ。。。しかしまたぎりぎりセーフでの搭乗となり、私の胃は限界に近付いていました。

教訓6;航空チケットの行き先はきちんと確認しましょう(インタビューと関係ないやん)。

この時、私の頭に強烈にインプットされた「ジャクソンビル」という地名が、同じフロリダ州にある有数の大都市の事だと気付くのは、まだまだ先の話です。

下の写真は1月のワシントンです。
ワシントン
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